ごんた屋超音波カッター開発の裏話をエコーテック三浦さんの言葉で軽く解説します |
［左：ごんた屋東田店長／右：三浦］ 「超音波カッター、売りたいだけど」と1本の電話。 それが、ごんた屋の東田店長との出会いの始まりでした。 当時の事を、東田店長とお酒を飲むと 色々な会社に、連絡をして、とりあえず行きますわ！ と言って来たのは三浦さんだけ。 ほんまにくるんか？とびっくりした」といいます。 そりゃぁ自分も 今よりこわもての画像だったんで正直びびりました。 きっと危ない人なんだろうと思っての訪問でした。 ちょうど、超音波カッターが模型市場に流通しだして 色々な使い方に興味があったので、まずは現場に行って見ないとわからない。 という事で訪問。 内心ドキドキでした。 さらに、京都という事で新幹線の京都駅近くだと思ったら なんと奈良に近く、駅の裏側に降りたので、さらに何もない。 ぽつん ・・・・ (~_~;) 騙された？ と思っている所に本人登場！ びっくりしました。 車に拉致じゃなかった乗せてもらってたどり着いたのは事務所。 奥様とお子さんがいてちょっと安心。 そんなご縁があって、東京オートサロン出展の際に 呼んで頂き、せっかくならとオレンジ色で本体を塗装。 
ごんた屋さんの凄さを知らなくて、当日、取材が殺到。 記者「この新製品は、いつ出ますか？」 ごんた屋さん「半年先ぐらいかな？」と笑顔で回答 いつ決まった？その話 by三浦 で、そのまま誌面掲載。 半ば強引に、ごんた屋さん専用企画スタート。 ごんた屋さん「標準刃いらんし」 調整できんじゃん・・・ ごんた屋さん「ちょうどいいからロングブレードで調整して」 と無茶振り。 とまぁ、こんな具合で自動車加工用のHOW TOを書いた 専用取説、専用長刃をセットしたR31-GONTAが誕生しました。 色々ありましたが、予定台数の300台を完売！ すごいです！なめてました。ごめんなさいm(__)m やり終えた感があったのですが、ある日、FB（フェイスブック）で ごんた屋さんはお友達なんですが、 なんとか追加出来んの？ とコメントが。(T_T) ああいう皆が見ている所で 書いてしまうのが恐ろしい・・・ この人には 交渉も何もあったもんじゃありません。 たしかに、東京オートサロン2013に出展するのに ＰＲする１つが無いのですから当然と言えば当然です。 （私が応援に行く意味もなくなりますし^_^;） ※昨年の東京オートサロンの集合写真 
オレンジ色の樹脂は終わっていますので 他で利用している黒色で初回３０台用意しました。 （通常、ゼロからだと数ヶ月前に生産計画を入れます） それがこのBLACKバージョン！ 
前回は、ごんた屋カラーでうちの女性陣からはかわいい！ と評判でしたが、黒色もなかなかいいですね。 こうも色で印象が変わるかと思う良い見本です。 
今回は、ごんた屋ロングブレード（装着）の他に 先日発表した、溶着刃（ごんた屋オリジナル）が付属している 特別バージョンとなっています。 ■完全ごんた屋オリジナルR31-GONTA超音波カッター （ごんた屋さんのWEBから一部抜粋、東田店長の思いが書いてあります。） てんちょうが愛用している超音波カッターがさらに進化 色々な物が切れる超音波カッターが弱点を克服しさらに切りやすくなりました R31-GONTAモデル専用開発ロングブレードを標準装備 一般工作加工からテールレンズ加工まで想定して メーカーである本多電子と設計したモデルです。 通常のUSW334とは異なりますので USW334ではテール等ハードなものは切らないで下さい。 特にUSW334に安易にロングブレード、長刃を付け替えるのはお薦めしません  超音波の波形が標準の刃にしか合っておりません。 本体破損でもメーカー保証受けれません 超音波カッターといえばエコーテック エコーテックと言えば三浦さん! 三浦さんといえば店長! すいません、言い過ぎました・・・ てんちょうが使いやすいようにしたいという思いを開発陣に伝え 何度もセッティングをしなおして 生まれた世界に一つの超音波カッター 切れ味や切れる幅が変わり、用途が格段に広がりました! 超音波カッターを少しでも使いやすくしたいと 考えた結果生まれたのがロングブレードだったんです。 ただ、ロングブレードを本来の性能通り 駆動するには(長い大きい刃なので)さらなるパワーが必要で 今回設計されたのがR31-GONTA超音波カッターです! これがあるのとないのとで作業の効率が 天と地程の差が出ます! 手が痛い思いをしたり無理矢理切ろうとして 怪我したりなんて事とももうおさらば! 硬くて切りづらかったテールレンズヘッドライトの裏側 レンズ、ウレタンバンパー樹脂もこれさえあればサクッと切れます プラスチック加工、ペーパークラフト、プラモデル、 ガレージキット等々 用途は様々! *対象物により切りにくい物もございます 使用方法は間違えないように! この超音波カッターは間違った使い方をするとあっという間に壊れます ウチのスタッフも慣れるまで2、3回壊してます。 見るだけで最低9000円+往復送料となります ですので9000円〜数万は修理に費用がかかってしまいます で・す・が、そこはごんた屋スペシャル! 壊れない様に正しい使い方レクチャーの 取り扱い説明書を店長自らが作成したものを同封してます! それだけではありません!このごんた屋スペシャルを ご購入いただいた方なら修理費も格段にお安くなっております! ■よくある質問 色々な展示会場などに行くと R31-GONTA、赤色の超音波カッター、 グレーの超音波カッター、迷彩の超音波カッター 新型超音波カッターZO-40、 何が違うの？と良く聞かれます。 ・基本は、グレーの超音波カッター USW-334 ・模型用でプラスチックの溶けを減らし、思いっきり力を入れると安全回路でとまるZO-40 ・樹脂の成形現場へ様々なアイテムを販売している専門サイトで販売している赤い超音波カッターUSW-334プラス。（USW-334と色違いです） ・迷彩の超音波カッターはイベント用に作成した限定色（USW-334と色違いです） じゃぁ、R31-GONTAは？ ごんた屋さんが、ああしたい、こうしたいという思いが詰まっています。 標準刃は、東田が元々嫌いなので必要無し 材質HKSのロングブレード刃で専用に作成して欲しい。 さらに、 標準を使わないので その長刃で調整検査をして出荷をして欲しい。 というのが、機械的に見たR31-GONTAの要望です。 でも、本当の価格の差というのは、R31-GONTAには ごんた屋さんの無料サポートというのが 書いていないのですがついていることが大きいと思います。 USW-334やUSW-334プラスなどを購入しても 自動車加工でどうやって使ったら良いか？ というお問合せはついていません。 超音波カッターは切るだけのツールではないからです。 また、自動車での使い方は、かなりハードです。 超音波カッターUSW-334はホビー用です。 自動車の厳しい使い方には、あまり適していないので ケースが溶けたり、基板のトランジスタが飛んだりします。 ですので、話を頂いた時は、本当は売りたくなかたというのが心情です。 そんな話をしたら、ごんた屋の東田店長は、 「そのあたりは、自分がきちんとフォローします。」という事で R31-GONTAの企画がスタートした経緯があります。 単純な価格ではない。そう思います。 |
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